加賀友禅の工程
 近年、あらゆる産業が機械化され、合理化されていく中で、手描き加賀友禅の産業では古来の伝統の技法が伝承され続けています。
 合理化に乗り遅れてしまったという見方もありますが、それを作る人が、その手の味わいや品質にこだわりを持ち、大切にしたために、その工程が細分化され、専業化され、しかもその奥行きが深くなっていったと考えられます。

 それは、いまなお金沢には数多くの工芸が集中し、お花や芸能が盛んであるという歴史的伝統と風土、そして、金沢の職人の“本物へのこだわり”の気質によるようです。
 加賀友禅は、図案の作成−下絵−糊置−彩色−中埋め−地染ー蒸し・水洗いと、主な工程だけでだけで7〜8工程、実際には10数工程に分かれています。そしてそれぞれの工程で、ベテランの職人の熟練した技術とプロの気迫が必要とされ、工程の隅々にまで、模様を描く“作者の心”が伝えられ、きものの下前には作者を示す落款が入っています。



加賀友禅の工程です。各写真をクリックすると詳しい説明にジャンプします。


手描き加賀友禅創作工房「彩夢庵」
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